本日の北海道新聞、王位戦1局の解説の中で木村八段のコメント

『詰む詰まない、詰めろ逃れの詰めろ、そんなギリギリの終盤戦を羽生さんクラスは、しっかり勝ち切るんですが、そんな将棋は怖くてとてもさせません。ぼくらは、二手勝ちくらいの局面を作って、ようやく、という感じです』

ははぁ～、私なんて五手勝ちくらいじゃないと安心できません Σ(＾∀＾；)

それを語ったときの木村八段の屈託のない笑顔。

このどこか気取らない人間味のあるとことが木村八段のファンが多い要因か？

さて、王位戦も木村八段三連勝でタイトル奪取まであと一つとしておきながら、二連敗。

この後、二手勝ちの局面をつくることができる・・・

第５０期王位戦７番勝負の第５局が２０日２１日の両日で行なわれました。

本日、２１日は第5局の2日目。前4局にカド番を脱した深浦王位がどのような将棋をするのかが注目でした。

木村八段は初日の段階で苦しいと思っていたようですね。

深浦王位は119手目に勝ちを確信。

これで深浦王位の2勝3敗。カド番から2連勝です。

こうなってくると俄然、タイトルホルダーとしての勢いが出てきそうですね。

木村八段はタイトルを得たことがないのでここは踏ん張りどころです。

このまま6局目も深浦王位がとるようなことになると気持ち的にも深浦王位の方が優位に最終7局目を迎えそうですね。

木村八段としては次が勝負ですね。

木村一基八段が深浦康市王位に挑戦している第50期王位戦の第5局が本日行なわれました。

既に3勝している木村八段にカド番から一つ返した深浦王位。

序盤戦は第3局同様の角換わり。先手深浦王位、後手木村八段。

ん～、深浦王位の歩の突き捨て4連発。5連発でしたが木村八段取らず。

こういうのが素人には意味が解りづらい。まず、その辺で打っているような盤上には出てこないケースですね。

さて、第5局の1日目が終わり、いよいよ明日2日目。

木村八段が初タイトル獲得になるのか、深浦王位がもう1局反してタイトルホルダーの底力を見せ付けるか・・・。