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第52期王位戦七番勝負第6局(8月29、30日)
広瀬章人王位(3勝2敗) 対 羽生善治二冠(2勝3敗)

第5局は難しい将棋になりましたね。
羽生二冠の三間飛車に対して、広瀬王位も四間飛車で相振り飛車となりました。
角交換で持ち駒になった角を広瀬王位が△3ニ飛に▲6五角と打った局面です。

後手番、羽生二冠が8手目の△3ニ角のときに一度△4ニ角と両取りを避けて、後に3ニに振りなおすというのありますが、両取りを承知の上で振りましたね。

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これから △5四角 ▲同角 △同歩 とすすみます。
角交換では5筋の歩を突かない方が良いとされていると思いますが、羽生二冠ははじめからこの局面を想定していたのでしょうか。

5筋の歩を突いた後手の玉の囲い方が難しそうです。

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第52期王位戦七番勝負第5局(8月23、24日)
広瀬章人王位(2勝2敗) 対 羽生善治二冠(2勝2敗)

おはこが出ました、四間飛車穴熊。広瀬王位が昨年、タイトル奪取をした原動力。

羽生二冠は居飛車穴熊、ということで今回の将棋は相穴熊となりました。

私の記憶が確かなら、確か昨年の王位タイトル挑戦者決定戦でこの二名が戦った将棋も相穴熊だったと思います。そのときは広瀬王位が勝利して挑戦者となり、初のタイトルホルダーとなったわけですが。

途中までは相穴熊で前例のある局面、41手目に羽生二冠が新手を出します。

羽生二冠の工夫

ここで右桂の活用を図るべく▲3六歩と突きたいところですが、飛車に狙いをつけて角がのぞいてくるのが嫌です。羽生二冠は▲1六歩と突きました。

この後、ニ筋の攻防から後手の△3三桂に対して、51手目△1七桂と対応しました。おそらくは相穴熊を想定して用意していた手のような気がします。

細かいところですが、プロは常日頃どこかに新しい突破口がないかと日々研究しているんですね。

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難しい局面

羽生二冠が先人をきって駒のぶつかり合い、奪い合いがはじまりました。

56手目 広瀬王位の△2六歩に対しての先手の指し手が難しい。プロの解説によるといくつかの候補があるようだが、素人の私がみるとどうしようもなく自信のない局面に思える。
  1. ▲2六同飛△同角に▲3三馬
  2. ▲5二馬△同飛▲4三銀
などが予想された。

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本局は2番の▲5二馬とすすんだ。角銀交換で後手の駒得なので、羽生二冠が駒損を凌ぐ、攻めができるかがポイントか。

次の一手

下の図での次の一手が私には予想ができない。広瀬王位がわざわざ両取りしてくださいとばかりに歩を同飛とってきたので「おっ」と思うが私なら間違いなく・・・

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羽生二冠が指した手は▲3三と、私なら間違いなく▲4三成銀です。次の△6四角がと金を交わしながら攻めに効いてきて気持ちのいい手になったような気がします。

どうでしょう、今回の王位戦を見ている限りでは羽生二冠が封じたときは一番予想される手を出さないような気がします。

意図的になものなのか偶然なのかはわかりませんが、あえて予想を外しす手を用意するというのも戦略のひとつでしょうから。そう考えると、将棋は盤上の駒の配置だけではなく、メンタルな部分でも戦っているんだろうなぁと思うのでした。

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第52期王位戦第4局二日目は95手目まで前例のある展開。ここまで後手が有利とされる前例のまま進行し、96手目で出た後手羽生二冠の△5三同銀も前例よりもさらに良いとされる指し手となり後手ペース。

▲5三香に△5三同銀の局面 前例は△6一王
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この後、広瀬王位も入玉を目指して存外の粘りを見せますが、最後は羽生二冠の2三銀が効いて捕まってしまいます。最後まで諦めない終盤の集中力は凄まじいものを感じます。

それにしても今回の横歩取りは相当研究されていて、終盤まで後手番有利の定跡のままするするといきました。ということもあり、もっとおっと驚くような新手が広瀬王位から出るのではと思っていたのですが。

羽生二冠は際どい感じと局後の感想で述べているようですが、広瀬王位への気遣いと私は受け止めた次第です。なぜなら羽生二冠はすでに同様の将棋を実践で指しているし勝率も良いので、おそらくは自分の方が悪いとは思っていなかったと思いますよ。

これで2勝2敗の五分、3局目に広瀬王位が得意の穴熊で負けたのがこのタイトル戦の流れを変えたとなるのかどうか、何れにしてもこの後の対局でもまた、穴熊が出ると予想します。それがどちらに転がるが勝負ですかね。

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128手△1四銀まで、後手羽生二冠の勝利。
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HN:馬耳将徳
最近(2009年7月より)オンラインの無料ゲームに没頭中。
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